物造りは構想段階から綿密な調査分析、試作実験等を経て、確実な工法を構築する必要があります。
具現化するために複数の選択肢から、より最適な工法を検討し詳細設計に入ります。この段階で設計者の技術レベル、知識が精度、コスト、完成度といろいろな方面に可否両側面に反映されます。
設計者自身が作画だけでなく、全工程、例えば材料知識、部品加工工程、組立調整、制御方法等を把握することでお客様に最高の仕事を提供できるものと確信しております。
それぞれ製品をかたちにする上で必要なツールです。主に治工具はオペレータ自ら操作し製品製造にかかわるものであり、自動機は材料投入後はお任せモードで作業を行います。比重でいいますと自動機の方がかっこよく見えますが、投資に対して稼働率、歩留まり等リスクが発生します。
また品質の安定性においても機械でないと困難なものもありますが、逆に治具で十分対応できる、治具でないと取り扱い困難な場合もあります。治具は簡単に見えますが対オペレータということから作業性、安全面於いて注意が必要です。アクチュエータが少ないのが特徴ですがワークのハンドリング等、自動機以上に気を遣い、高度な設計センスが要求されます。これらの治工具についての知識が、効率の高い自動機設計に大きく影響するものと確信しております。
何でも自動化と言うのは近年見直されてきていると思います。背景には製品のライフサイクルが短く、内容によりますとその都度新規に設備を導入することはかなり高い投資効果が求められます。
また自動化と単純に言いましても複数工程あるなかで作業内容に難易度のばらつきがあります。分野により解釈も異なりますが、全ての工程を自動化と言うのも選択肢の一つですが、メカでないと対応できない工程、人を介在させた方が品質面で有利な場合もあり、稼働率等考慮して全自動に捕らわれず半自動機というかたちで検討することも大事と思います。
納期、コストあるいは品質面で比較してゆけば自ずと答えは見えてくると思います。
部品製作に必要以上に負担をかけないこと。
部品点数削減、加工工数の低減、入手困難な部材の早期確保。その為には設計に携わる人の知識、センスにより大きく変わってきますので設計者の責任は重大です。
納期管理はPART手法等を利用し、完成までの最短期間を算出し余裕のある工程管理ができます。
何でも自動化と言うのは近年見直されてきていると思います。背景には製品のライフサイクルが短く、内容によりますとその都度新規に設備を導入することはかなり高い投資効果が求められます。
また自動化と単純に言いましても複数工程あるなかで作業内容に難易度のばらつきがあります。分野により解釈も異なりますが、全ての工程を自動化と言うのも選択肢の一つですが、メカでないと対応できない工程、人を介在させた方が品質面で有利な場合もあり、稼働率等考慮して全自動に捕らわれず半自動機というかたちで検討することも大事と思います。
納期、コストあるいは品質面で比較してゆけば自ずと答えは見えてくると思います。
30年ほど以前にシーケンサを言われる画期的なコントローラが市場に現れ、その約10年後にはタッチパネルという制御パネルが、近年の設備には必ずといってよいほどセットになっています。背景には多くのメーカーの競合により、安価で高度でいろいろな制御が可能になったからです。
データ管理、演算、補間と自由自在。
今までの機械と異なりこのコントローラ無しでは考えられません。これらの部材を上手に駆使することで付加価値の高い、高効率の設備を提供することができます。